京都腎臓医会について

京都腎臓医会は、2018年に日本初の腎臓専門医会として設立され、京都府内の腎臓病診療の質向上と患者支援を目的に活動しています。
会員は腎臓専門医のみならず、糖尿病や循環器専門医、腎移植や泌尿器科医、また腎臓に興味のあるかかりつけ医など、多岐にわたる医師が参加しています。
主な活動として、糖尿病性腎症の重症化予防、慢性腎臓病(CKD)に関する地域連携、教育入院の推進、難病対策、腎移植の推進、小児腎臓病への対応など、多岐にわたるワーキンググループが設置され、各分野で精力的に取り組んでいます。
また、学術講演会や研究会の開催を通じて、最新の知見や情報を共有し、医療従事者間の連携強化を図っています。
さらに、地域のかかりつけ医や患者さんへの情報提供にも力を入れ、腎臓病に関する啓発活動を積極的に展開しています。
これらの活動を通じて、京都における腎臓病診療の発展と患者さんのQOL向上に寄与することを目指しています。

会長・副会長ご挨拶

京都腎臓医会 会長 家原典之先生 (京都市立病院 腎臓内科部長)

京都腎臓医会 副会長

入会について

腎臓病に興味のある方は、腎臓専門医に限らずご入会頂けます。腎臓病は泌尿器の一つとして、代謝疾患や循環器疾患、血液疾患などの全身疾患との関連が強く、また最近では悪性腫瘍との関連が注目されています。そういった専門医とのコラボも大変重要と考えています。またかかりつけ医の先生にもぜひご入会頂き、腎臓専門医とも地域連携して頂きたいです。
特に高齢CKD患者さんはmultimorbidy(多併存疾患)であり、腎臓専門医だけでは、とても診療できるものではありません。高齢CKD患者さんを取り巻く家族、環境に精通されているかかりつけ医との連携がとても重要です。京都でよりよい腎臓病診療の環境を一緒に作っていきませんか?
専門医に限らず多くの先生方のご入会を心よりお待ちしております。
ご不明な点があれば、事務局までお問い合わせください。